「それでも町は廻っている」の石黒正数先生の作品「天国大魔鏡」の4巻の感想・ネタバレです。
このマンガがすごい!2019のオトコ編1位
前回のあらすじ
不滅教団に侵入したキルコとマル。
地下でヒルコを発見するがキルコが腕を喰われてしまう。
今回の重要キャラ
キルコ
出典:石黒正数「天国大魔境 4巻」
マル
出典:石黒正数「天国大魔境 4巻」
宇佐美
出典:石黒正数「天国大魔境 4巻」
各話内容
第20話 不滅教団③
マルのキスで目が覚めるキルコ。
ヒルコの力で幻覚を見せられていたようだ。
そこへ眼帯をした男が現れる。
男はヒルコの死骸を見つめ、キルコたちにある人を助けて欲しいと頼む。
出典:石黒正数「天国大魔境 4巻」
第21話 不滅教団④
謎の男の正体は件の宇佐美医師だった。
宇佐美はある女性がヒルコ化するのを食い止め延命処置を施していたがもう限界に達していた。
人間のまま死なせたいという思いからマルに彼女を殺す事を頼んだのである。
彼女の死後、宇佐美は彼女が残した言葉に涙した。
出典:石黒正数「天国大魔境 4巻」
第22話 不滅教団⑤
ロビンが生きてる事が分かった。
キルコとマルは宇佐美に話を聞こうと待っていた。しかしその時銃声が聞こえる。宇佐美は彼女の遺体の横で自殺していた。彼の生きる目的は彼女を生かす事だけだったのかもしれない。
助かる命を助けられなかった事を激しく悔やむふたり。
その時、宇佐美の手に例のマークの入った服のボタンを見つける。
出典:石黒正数「天国大魔境 4巻」
第23話 アスラ
アスラはコナに不思議な話をする。目を閉じて浮かんできたものを集中してよく見ろ、と。
光の剣が見えたコナ。その時目の前で遊んでいたミチカが急に怪我をする。アスラとコナは顔を見合わせ笑う。怪我はコナの力によるものだろうか。
その夜、音もなくコナの部屋に現れたアスラ。
アスラはコナにサヨナラを告げ消える。
アスラは首を吊り自殺をはかった。
出典:石黒正数「天国大魔境 4巻」
第24話 A-mk3
ミミヒメの力なのか、ミミヒメは他の人間に見えないものが見える。走る子供や不思議な顔。
園長たちは「A-mk3」という武器の試作品を「戦士」達に使わせるという話をし、武器のデモンストレーションを見ていた。
その頃、キルコとマルは資源探しをしていた。
すると地震が起きる。ふたりはその揺れによる町の変化を調査に来るであろう町の人間を探しに向かう。そこで資源探しの男に出会う。
施設ではトキオが身体の不調から検査をしてもらう。問題ないと言われるが次の日すぐに連れて行かれてしまう。
出典:石黒正数「天国大魔境 4巻」
第25話 壁の町①
キルコとマルは資源探しのジューイチと出会いマークとロビン達の話を聞く。マークのことを知っているようだが思い出すのに時間がかかると他の話をしだすジューイチ。何かに気づいたキルコはジューイチを車ごと消えろと脅す。
車が退いた壁面には「高原学園」の名前とあのマークが描かれていた。
出典:石黒正数「天国大魔境 4巻」
感想・考察
今回はとうとう施設の名前が分かりましたね。高原学園、めっちゃ普通の名前でしたね。
宇佐美は存外いい先生だったかもしれないのに勿体なかった気がしますね。
気になる点は、まずロビンが生きていたこと。
予想では例の医者がロビンの中に入ってる気がします。医療に精通してるってのが過去のロビンとは似て非なるものを感じますね。それと目玉はトキオの妊娠発覚。相手はやはりコナか?それとも?
コメント