水球というマイナー競技を舞台に、長身男子高校生たちの青春を描いた『みずぽろ』。クスッと笑えるギャグと若干の熱さも秘めたスポーツ2割コメディ8割の作品。
漫画「みずぽろ」レビュー・感想
作品情報
- タイトル: みずぽろ
- 作者: 一色美穂(原作)、水口尚樹(作画)
- 巻数: 既刊2巻
- 連載誌/アプリ: 週刊少年サンデー
- 出版社: 小学館
あらすじ
身長185㎝の信濃千曲は、転校先の高校で同じく転校生の身長191㎝の山城桂と出会う。桂に水球部に誘われた千曲は水球部へ見学へ行くことに・・・。
作品の見どころ・魅力
水球というマイナー競技
水球という競技の魅力を、迫力ある描写と分かりやすい解説で伝えている。
個性豊かなキャラクター
長身男子たちが織りなす、コミカルで魅力的なキャラクターたちが物語を盛り上げる。
青春の成長物語
スポーツを通して成長していく主人公の姿に、読者は共感し、応援したくなる。
体育会系ギャグ
水球部の日常や試合中のハプニングなど、笑えるエピソードが満載。
個人的な感想
とにかく主人公のひとり・山城桂が良い!身体はバキバキ、秀才で絵も上手いが運動音痴で全く運動できないというギャップ。ボールに名前をつけて彼女だと言い張る天然具合(ヤバイ奴か?)妹の面倒を見る優しい一面も色々と面白い。ギャグも秀逸でめっちゃ笑える。水球というマイナースポーツがとっつきにくそうな気がするがそんなことはない。可愛い女子も出るが恋愛の雰囲気は微塵もなくむしろカッコいい系なのでそういうのが好きな人にもあり(腹筋われ)
まとめ
『みずぽろ』は、水球というマイナー競技の皮をかぶっただいぶギャグ強めのコメディ。全く気兼ねせずに読める笑えてちょっと筋肉男子にドキっとしたい方にオススメの作品