漫画「天国大魔境」に登場する動物とは全く違う化け物「ヒルコ」「人食い」についてまとめた記事です。
※作中ではヒルコと人食いを同種の化け物を指す言葉として使われています。
鳥型のヒルコ
出典:石黒正数「天国大魔境 1巻」
キルコとマルが立ち寄った旅館に現れたヒルコ。
腕に持つ触手をしならせてムチのように攻撃してくる。
旅館の女将の息子を食べた過去があり、女将はヒルコの中に息子がまだ生きていると信じている。キル光線で倒そうとするキルコ達からかばう女将を無残に殺す。
最後はマルが懐に飛び込みマルタッチで倒す。
出典:石黒正数「天国大魔境 1巻」
多足類のヒルコ
出典:石黒正数「天国大魔境 2巻」
浅草の電力車レースのコース内に現れたヒルコ。
透明化する能力を有している。
竹早春希がひとりで立ち向かう。動きは鈍いが春希の作成した銃は全く効かなかった。
ナイフで接近戦に持ち込むも逆に食われてしまう。
レース中の竹早桐子が見つけ車で特攻するとそそくさと逃げ出した。
しかし桐子が引きずり出した春希は下半身がなく瀕死の状態だった。
出典:石黒正数「天国大魔境 2巻」
魚型のヒルコ
出典:石黒正数「天国大魔境 2巻」
キルコとマルが東京へ向かう船に乗船した際に現れたヒルコ。
無数の人間の手のようなものがついており船をよじ登ってくる。
水の膜につつまれておりキル光線が効かない。さらに口に含んだ水を高圧で放ち攻撃してくる。
最後は船室の奥まで誘い込み、多くのダンボールに触れさせることにより水分を枯渇させ動きをとめた。
出典:石黒正数「天国大魔境 2巻」
植物のようなヒルコ
出典:石黒正数「天国大魔境 3巻」
不滅教団の地下に巣食っていたヒルコ。
本体は特に動かないが小さな子供タイプ?のヒルコが壁をすり抜け縦横無尽に動き回る。キル光線が効かず、マルやキルコを捕らえ動けなくしキルコの腕を食いちぎった。
出典:石黒正数「天国大魔境 3巻」
しかし、それは本体が見せる幻覚で、マルによりキルコは目を覚ます。
マルが全て駆除したかに思えたが、リビューマンが不滅教団のビルの占拠後に車の下に一体残っていた。
その後彼らがどうなったかは不明。神のみぞ知る。
出典:石黒正数「天国大魔境 4巻」
クモ型のヒルコ
出典:石黒正数「天国大魔境 5巻」
ジューイチが住んでいた「壁の町」に潜んでいたヒルコ。見た目は巨大な蜘蛛。
本体とターゲットの距離によって寒さが変わる冷気の攻撃を使う。はじめは何が起こったか分からず氷漬けになりそうになったキルコだが、マルのヒルコを感じる力により危機一髪助かる。
キルコは敵の攻撃の正体に気づき遠距離からキル光線を放ちヒルコを切り裂くが核のある半身は逃げ出す。
出典:石黒正数「天国大魔境 5巻」
番外編
イリエワニ
草壁農園についたふたりは、自分たちがイカダで渡ってきた川にワニがいた事を聞かされる。
ワニとの戦いの可能性があったかも・・・。
出典:石黒正数「天国大魔境 1巻」
クマ
100%の安全水を見つけに行った際に遭遇する。
初めはヒルコと勘違いしてマルタッチしようとしたり、避難した高台から銃の電池を落としたりとハプニングに合いながらも最後はキル光線で頭を吹き飛ばし勝利する。
出典:石黒正数「天国大魔境 3巻」
まとめ
今回は天国魔境に登場する化け物「ヒルコ」の紹介しました。
ヒルコはいまだ作中でも正体は明かされていません。
しかし、謎の施設に住む子供たちたのひとり・コナの描く絵がヒルコとして登場したため今後もコナの絵が化け物として現れるかもしれません。
出典:石黒正数「天国大魔境 1巻」
トキオの部屋に飾ってあるコナの絵。
個人的にはこの丸い太陽みたいなのが気になるところ。
出典:石黒正数「天国大魔境 1巻」
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