400年以上生きるエルフのご神体・エルダと、巫女の小金井小糸のゆるやかな日常を描いたコメディ「江戸前エルフ」。俗物的で引きこもりのエルダと小糸の掛け合いが面白い作品。
漫画「江戸前エルフ」レビュー・感想
作品情報
- タイトル: 江戸前エルフ
- 作者: 樋口彰彦
- 巻数: 既刊10巻
- 連載誌/アプリ: コミックDAYS
- 出版社: 講談社
- アニメ化済み
あらすじ
異世界から400年以上前に召喚されたエルフ・エルダは、高耳神社のご神体として祀られており、ゲームやアニメなど現代文明をこよなく愛しダラダラとした生活を送っていた。高耳神社15代目巫女としてエルダの世話をする小金井小糸(こいと)はいつもドタバタとした日常を送っていた。
作品の見どころ・魅力
エルフと日本の文化の融合
エルフの魔法と日本の文化が絶妙に組み合わさった、ユニークな世界観が魅力。
ゆるくて温かい日常
エルダと小糸の日常は、ほっこりとした雰囲気で読者を癒してくれる。
個性豊かなキャラクター
エルダ、小糸をはじめ、個性豊かなキャラクターたちが物語を盛り上げる。
ギャグとハートフルのバランス
笑えるギャグと、心に温まるエピソードがバランス良く描かれている。
個人的な感想
とにかくエルダのダメっぷりがいい。
ゲーム、漫画にアニメやら現代のオタク感満載の引きこもり生活。ご神木としての神事もまさかのVR装着でこなそうとする始末。見た目は美しいエルフでザ・ファンタジーなのにあまりにも現代に馴染んでる感じがめっちゃ笑える。東京の月島を舞台にしているので聖地巡りも捗りそう。
コミックDAYS
Kodansha Ltd.無料posted withアプリーチ
まとめ
『江戸前エルフ』は、エルフと人間の異文化交流を描いた、ほっこり癒される日常コメディ。エルダのどこか抜けたところや、小糸の優しさなど、キャラクターたちの魅力が光る作品。現代社会で疲れた心を癒したい人におすすめ。