『ダークギャザリング』は、ホラーとオカルト要素を巧みに取り入れた緊迫感あふれるストーリーが魅力の作品です。呪い、霊、異形の存在と対峙しながら進む恐怖の旅は、息をつかせぬ展開で読者を惹きつけます。今回は、そんな『ダークギャザリング』の魅力をレビューします!
漫画「ダークギャザリング」レビュー・感想
作品情報
- タイトル: ダークギャザリング
- 作者: 近藤憲一
- 巻数: 既刊16巻
- 連載誌/アプリ: ジャンプスクエア
- 出版社: 集英社
- アニメ化済み
あらすじ
霊感体質でありながら霊を恐れる青年・螢多朗(けいたろう)は、ある出来事で大切な人を呪いに巻き込んでしまったことをきっかけに、人付き合いを避けて生きていた。しかし、そんな彼のもとに謎の少女・夜宵(やよい)が現れ、彼女の提案で霊を集める危険な旅に巻き込まれることになる。夜宵は、霊を集めることで家族の復讐を果たそうとする一方、螢多朗は彼女を助けつつ、自らの呪いの因縁と向き合わざるを得ない。二人は強力な霊や未知の恐怖に立ち向かいながらも、次第に互いに信頼を深めていく。
作品の見どころ・魅力
緊張感あふれるホラー要素とアクションの融合
『ダークギャザリング』は、ただ怖いだけのホラー作品ではなく、霊と対峙する緊迫したアクションシーンが大きな魅力です。主人公たちが霊との戦いを繰り広げる中で、突然現れる恐怖の瞬間や意外な展開が読者を引き込み、先が読めないスリル満点の展開が続きます。
キャラクターの深い心理描写と成長
霊を恐れる螢多朗と、冷静に霊を操る夜宵という対照的な二人のキャラクターが物語の中心にいます。彼らはお互いに影響を与え合いながら成長していく姿が描かれ、特に與儀の内面の変化や葛藤が感情移入を促します。ホラーやミステリーの中にもしっかりとしたキャラクターの成長物語が隠されており、そこが読者を惹きつけます。
緻密な世界観と巧みなミステリー展開
『ダークギャザリング』の世界観は、呪いや霊の存在がリアルに感じられるほど緻密に描かれています。背景にある謎や、キャラクターたちが隠し持つ秘密が少しずつ明らかにされるミステリー要素が、物語をさらに奥深いものにしています。この巧みな伏線回収とスリリングな展開が、ホラー好きだけでなくミステリーファンも満足させる要素です。
個人的な感想
ホラー漫画として恐怖演出はもちろん素晴らしいがこの漫画の醍醐味は、悪霊に悪霊をぶつけるド派手な霊バトルにある。BLEACHの卍解さながらの演出がとんでもなくカッコよくて厨二心をくすぐりまくる!
ヤバい能力が多く使っている側も巻き込まれるような敵味方関係なく襲うところは悪霊そのものか・・・。
まとめ
『ダークギャザリング』は、ホラーとアクション、ミステリーが絶妙に組み合わさったスリリングな作品です。個性的なキャラクターの成長や深い心理描写、そして緊張感あふれる霊との戦いが、読者を惹きつけて離しません。恐怖と謎が交錯する世界で、次々と明かされる真実に心が揺さぶられること間違いなしです。ホラーとミステリーの両方を楽しみたい人にとって、この作品は見逃せない一作です!
オマケ・追加情報
アニメ化
原作の雰囲気そのままに恐怖もバトルも楽しめる良アニメ。
しかもナレーションは「ほんとにあった! 呪いのビデオ」シリーズで有名な中村義洋さん。
あまりにもぴったりすぎる!
OPは1クール目は深刻な素材不足で地味だが、2クール目のOPはむっちゃかっこいいので是非!